株式会社三森コーポレーションがクロスオフィス日比谷を選んだこれだけの理由
悩んだ末に辿りついたサービスオフィスという選択
自動車の中古部品販売やオリジナルリプレイス加工部品の製造・販売を手掛ける株式会社三森コーポレーション。宮城県仙台市に本社を置く同社が、関東圏進出の拠点として選んだのは、サービスオフィス『クロスオフィス日比谷』でした。
今回はサービスオフィスを選んだ理由やその背景について、代表取締役の鈴木学氏にお話を伺いました(以下、敬称略)。
PROFILEプロフィール
株式会社三森コーポレーション
代表取締役
鈴木 学
宮城県気仙沼市出身。
クルマ好きが高じて工業高校自動車課へ進学し、3級整備士の免許を取得。卒業後は日産自動車のディーラーで整備士として働く。1996年、三森コーポレーションに入社。フロント業務を中心に従事した後、2022年に4代目社長に就任。自動車のリサイクル部品を広める一般社団法人SPNの副理事も務める。
25年連続リビルト部品販売額東北ナンバー1の実力
― まず、三森コーポレーションの事業内容について伺えますか?
主に自動車の中古部品を販売しています。また、リビルト部品と呼ばれる再生部品の製造・販売も手掛けています。
― 25年連続リビルト部品の販売額東北ナンバー1だと伺いました。御社独自のサービス『完全保証パック』についても教えてください。
中古部品というと、安かろう悪かろうのイメージがあります。それを払拭し、安心してご購入いただくために、当社独自の延長保証として始めたのが『完全保証パック』です。
例えば、当社からお買い上げいただいた中古エンジンが故障した場合、2年間または4万キロ以内であれば無料で交換に応じ、工賃もお支払いします。
また、リビルトエンジンの場合は3年間6万キロを保証。その期間に不具合があれば、代わりの部品をお送りした上、レッカーや代車費用もこちらで負担いたします。このサービスが大変好評で、大きくシェアを伸ばしています。
― すごいですね。通常、保険会社が持つようなサービスまでやられているんですか?
そうです。「万が一の場合、本当に保証してくれるの?」とよく聞かれますが、本当に保証しています。それがお客さまとの信頼関係をつくることにもつながるからです。
「三森で買ったら本当に保証してくれた」「代車費用まで出してくれた」と口コミで広がれば、それだけでCMを打つ以上の宣伝効果があると考えています。
― 三森コーポレーションだけのオリジナル商品も豊富に取り揃えてらっしゃるそうですね。
東北はその多くが4輪駆動車ですから、融雪剤の塩分でクルマの下回りが錆びやすいんです。特に熱を持つマフラーが最初にダメになることが多いため、当社では下取りしたマフラーのダメになったところを切除、新たなパイプを溶接したリプレイスマフラーというものを販売しています。
再利用することでSDGsにもつながることから、環境を重視する現代の事情にもマッチし、売上げを大きく伸ばしています。
初期費用を抑えられるのがサービスオフィスの魅力
― 東京でオフィスを持つことになった経緯について伺えますか?
人口減少に伴い、地元だけではこの先どうがんばっても、売上げは下がっていきます。
しかし、関東は東北に比べれば数十倍の人口があります。神奈川や千葉ではすでに販売をしていたのですが、東京も含めてさらに営業を強化しようということになり、そのための拠点探しをすることになったんです。
― 最初からサービスオフィスで探していたんでしょうか?
当初は賃貸物件で探していました。事務所に会議室が1つあるようなところを思い描いていたのですが、東京の賃料が思っていた以上に高く、予算内では難しかったんです。
ちょうどその頃、知り合いが借りているサービスオフィスを見せてもらう機会があり、視野に入れて検討することにしました。
― こちらのサービスオフィスを選んだ決め手について教えてください。
まず、利用料のキャンペーンを実施していたことが大きな決め手になりました。また、サービスオフィスでは通常、2人部屋なら2枚しか利用者カードをつくれないのですが、クロスオフィス日比谷では別途有料ではあるものの、追加でカードをつくれる点にも魅力を感じました。
会議室の予約もアプリやパソコンから可能ですので、仙台からいつでも予約ができます。現在借りているのは2人部屋ですが、空きがあれば4人部屋や6人部屋を新たに借りることもできる点にも惹かれました。
― 特に気に入っているのはどんなところですか?
駅から近いところですね。私が副理事を務める一般社団法人SPNの拠点が大分にあるのですが、会員は全国から集まってくるため交通の便に課題がありました。こちらなら羽田から品川経由で来られますし、内幸町駅に直結している上、霞ケ関駅や新橋駅も利用できます。
また、見晴らしも良く、飲食店もたくさんあるなど環境面も抜群です。すぐ隣のビルにはクリニックもありますから、万が一体調を崩したときでも安心です。
― みなさんの反応はいかがでしたか
SPNのミーティングをこちらで何度か開催しましたが、みなさん、私と同じく地方の方々なので、設備や景色に驚いていましたね(笑)。ゆくゆくはSPNもこちらに拠点を移せたらと考えています。
― 利用されてからすでに4ヶ月ほど経っていますが、サービスオフィスの魅力について伺えますか?
やはり最も大きな魅力は、初期費用を抑えられる点だと思います。机も椅子も最初からありますし、電子レンジや清掃用具なども購入しなくていい。おまけに電気代もかからなければ、コーヒーも紅茶も飲み放題で受付までしてくれる。
ベンチャーで起業を考えている人はもちろん、我々のように地方から関東に進出したいと考えている企業がお試しとして利用するには最高の環境だと思います。社員がもっと増えたら、その時に改めてオフィスを持つことを考えたらいいでしょう。
社員の満足度を上げながら関東で暴れまくりたい
― スリーウェーブを利用された感想を教えてください。
スリーウェーブさんには、本当にたくさんの物件を紹介していただき、選ぶ上でのさまざまなアドバイスもいただきました。
営業担当者も嫌な顔ひとつせず、4日間にも渡り、内見に付き合ってくださって。途中からサービスオフィスに変更した際、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、こうして素晴らしい物件を紹介してくださって本当に感謝しています。
― 今後、スリーウェーブでオフィス移転を検討しようと考えている方に向けてメッセージをお願いします。
やはり、オフィス賃貸専門ですから任せて安心ですね。営業担当者も非常に親身になってくださるので、自信をもっておすすめできます。
― 最後に、今後の展望について教えてください。
今月から埼玉への営業が始まりました。これからこちらを拠点に、東京にもガンガン営業をかけていくつもりです。人手不足が叫ばれてだいぶ経ちますが、地方から出てきた我々のような会社でも、募集をかければちゃんと社員を雇用できるということがわかりました。
これからさらに給与水準を高くして、社員の満足度を上げながら、関東で暴れまくってやろうと思っています(笑)。
まとめ
鈴木社長で4代目となる三森コーポレーション。中小企業にありがちな世襲での社長就任は一切なく、縁故雇用もまったくないと伺って驚きました。
お客様との信頼関係はもちろん、社員を大切にしている同社の姿勢がそのようなエピソードからも窺えます。ぜひ関東で事業を拡大し、オフィスを移転される際にはまたお声がけいただければ幸いです。